24万ウォンまで戻ったサムスン電子――メモリ株を押し上げた信用レバは、いつ解消されるのか
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24万ウォンまで戻ったサムスン電子――メモリ株を押し上げた信用レバは、いつ解消されるのか
#株価は上昇前へ戻りつつある。それでもポジションは戻っていない
#2026年のメモリ株相場を振り返ると、現在は非常に奇妙な地点にいる。
#サムスン電子は2月末から3月にかけて、イラン戦争と原油高、韓国市場全体のリスク回避によって急落した。3月下旬には18万ウォン台まで下がり、4月6日に19万3,100ウォンを付けている。そこから4月上旬の停戦期待、メモリ市況の改善、サムスンの好決算を受けて反発し、4月30日に22万500ウォン、5月6日には26万6,000ウォンへ急上昇した。(Yonhap News)
#この4月30日から5月上旬が、今回のメモリ上昇相場が本格化した地点だったと考えられる。
#| 日付・局面 | 株価 |
| 4月6日・戦争下落局面 | 19万3,100ウォン |
| 4月30日・本格上昇前 | 22万500ウォン |
| 5月6日・上昇加速 | 26万6,000ウォン |
| 高値圏 | 約36万ウォン |
| 現在 | 24万4,000ウォン |#その後、サムスン電子は36万ウォン台まで上昇した。ところが7月20日の終値は24万4,000ウォンまで下がり、高値から約34%下落している。現在値と4月30日の22万500ウォンとの差は、わずか2万3,500ウォンである。現在値から約9.6%下がれば、メモリ相場本格化前の水準へ戻る。(Reuters)
#にもかかわらず、韓国市場の信用取引とレバレッジ商品は、まだ十分には整理されていない。
#ここに今回の調整を理解する最大のポイントがある。
#株価は上昇相場の起点へ戻りつつあるが、信用ポジションは上昇相場の起点まで戻っていない。#
これは、価格のデレバレッジが、残高のデレバレッジよりはるかに先行している状態である。
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22万ウォンは「信用が積み上がる前」の価格ではない
#4月30日の22万500ウォンを見ると、信用やレバレッジが入る前の素朴な企業価値に戻りつつあるように見える。
#しかし実際には、信用買いは4月30日よりかなり前から積み上がっていた。
#サムスン電子の信用融資残高は2026年1月上旬の段階で、すでに約1.8兆~2兆ウォン規模に達していた。その後、イラン戦争によって株価が急落した3月にも信用買いは減らず、「業績は強いままなのだから戦争下落は押し目」と考えた個人投資家が買い増した。3月末にはサムスンの信用残高が約3.2兆ウォンまで増えていた。(Upi)
#4月16日時点では、
#- サムスン電子:約3.44兆ウォン
- SK hynix:約2.23兆ウォン
- 2社合計:約5.67兆ウォン
まで膨らんでいた。
#つまり4月30日の22万ウォンは、信用のない静かな基準価格ではない。すでにサムスンとSK hynixだけで5兆ウォンを超える信用買いが積み上がった状態の価格だった。(Seoul Economic Daily)
#5月21日にはサムスン単体の信用残高が約4.07兆ウォンまで増加し、7月8日前後にはサムスンとSK hynixの合計が約10.76兆ウォンに達した。6月中旬の時点でもサムスン約4.76兆ウォン、SK hynix約4.33兆ウォンと報じられている。(koreajoongangdaily)
#信用相場は、概ね次の四段階で作られたと考えられる。
#第1段階:2025年末から2026年1月
#AIメモリ、HBM、DRAM価格上昇を先回りする信用買い。
#第2段階:2月末から3月の戦争急落
#戦争による一時的な下落と判断した個人投資家による、信用での押し目買い。
#第3段階:4月の停戦期待と好決算
#3月に信用買いした投資家が大きな利益を得たことで、「下がれば信用で買えばよい」という成功体験が形成された。
#第4段階:5月末以降の単一株レバレッジETF
#韓国では5月27日、サムスン電子とSK hynixの日次2倍を中心とする単一株ETF・ETNが一斉に上場した。これは信用相場を生み出した原因というより、すでに膨らんでいた信用相場へ追加された第二段ロケットだった。(BigGo Finance)
#上場後わずか7営業日で、個人の買い越しはSK hynix連動商品で約2.08兆ウォン、サムスン連動商品で約1.46兆ウォンに達した。(bloomingbit)
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なぜ株価が34%下がっても、信用残高は1割ほどしか減らないのか
#韓国市場全体の信用融資残高は、6月の最高約38.63兆ウォンから約34.37兆ウォンまで減少したとされる。
#減少率は約11%である。
#一方、単一株レバレッジETFの運用資産は、6月の約530億ドルから約280億ドルへ、約47%減少した。(Reuters)
#したがって、現在の整理状況は次のように分かれている。
#- レバレッジETF:半分近く整理
- 未収金や極端な高レバ口座:かなり整理
- 通常の信用融資:まだ1割程度しか減っていない
- 安値から保有している古い信用口座:相当残存
- 下落後に新しく入った信用買い:残高の減少を相殺
株価が30%下がったからといって、信用残高も30%減るわけではない。
#信用残高は、株式の時価ではなく、基本的にはまだ返済されていない借入額だからである。株価が下がっても、投資家が売却・返済するか、証券会社に強制決済されるまでは借入残高は残る。
#さらに、投資家が現金や他の保有資産を追加担保として差し入れれば、
#- 株価は下がる
- 投資家の自己資本は減る
- しかし信用借入額は減らない
という状態になる。
#加えて、高値買いの信用口座が清算されても、別の投資家が「決算は強いから安い」と信用で買えば、統計上の残高はあまり減らない。
#例えば、高値組の信用が5,000億ウォン清算されても、新しい押し目信用が3,000億ウォン入れば、信用残高は2,000億ウォンしか減少しない。
#今起きているのは、信用買いが消滅しているのではなく、
#高値の信用保有者から、より安い価格で入った新しい信用保有者へポジションが移されている#
という「信用残高の世代交代」でもある。
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メモリ6銘柄のレバレッジ構造を比較する
#| 銘柄 | 主な事業 | 主な市場 | レバレッジ解消の特徴 |
| Samsung Electronics | DRAM・NAND・HBM+スマホ・家電 | 韓国 | 信用融資、国内外2倍ETF。ETFは速いが信用融資は長く残る |
| SK hynix | HBM・DRAM中心 | 韓国 | 信用、巨大な2倍ETF、ADR。最も高β。国内株とADRで株主交代 |
| SKHY ADR | SK hynixの米国預託証券 | ADR | プレミアム、米国オプション・ETF。韓国清算には強いが、プレミアム縮小に弱い |
| Micron | HBM・DRAM・NAND | オプション、MUU、SOXL・SMHなど | 解消は速い。機関投資家が受け皿になりやすい |
| キオクシア | NAND・SSD | 日本の信用取引、個人集中 | 信用が週・月単位で残りやすい |
| Sandisk | NAND・SSD | オプション、SNXXなどの2倍ETF | 最も速く解消し、最も速く再膨張し得る |#同じメモリ相場でも、各社は同じ種類のレバレッジで上昇したわけではない。
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Samsung Electronics――22万ウォンは底ではなく、古い信用層との境界線
#サムスンはメモリ以外にもスマートフォン、家電、ディスプレイ、ファウンドリーなどを持つため、メモリ専業企業より企業価値は分散している。
#第2四半期の会社予想は連結営業利益約89.4兆ウォンであり、現在の株価下落を目先の利益崩壊だけで説明するのは難しい。(Samsung Global Newsroom)
#それでも22万ウォンが重要なのは、この水準で4月末から5月以降の信用買いがほぼ含み損へ転じるためである。
#一方、3月の18万~20万ウォン台で信用買いした投資家には、22万ウォンでもまだ含み益または担保余力が残る可能性がある。
#したがって22万ウォンは、
#- 信用整理が完了する価格ではない
- 4月末以降の信用組が全面的に苦しくなる価格
- 3月以前の古い信用組に清算圧力が近づく境界線
と捉えるべきである。
#22万ウォンを一時的に割って大商いで戻すなら、投げ売りの最終局面になり得る。
#反対に、22万ウォンを終値・週足で割り、戻りでも回復できなければ、20万ウォン、次に4月上旬の19万3,000ウォン前後まで古い信用層を試す可能性が出てくる。
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SK hynix――最も強い業績と、最も重いレバレッジが同居する
#SK hynixは2026年第1四半期に売上高52.58兆ウォン、営業利益37.61兆ウォン、営業利益率72%を記録した。HBMと高性能DRAMの成長によって、利益の質は今回のメモリ大手の中でも非常に強い。(SK hynix Newsroom)
#しかし株価面では、SK hynixが今回の韓国レバレッジ相場の中心だった。
#6月22日には時価総額でサムスン電子を上回り、韓国最大の上場企業となった。国内信用融資に加え、韓国・香港の単一株2倍ETFへ資金が集中し、一部の商品ではETFの売買代金が原資産の売買に匹敵するほど膨らんだ。(Reuters)
#したがってSK hynixは、
#ファンダメンタルズでは最強だが、需給では最も清算圧力が強い#
という二面性を持つ。
#利益が維持されていても、信用融資、ETF解約、日次リバランス、追証が重なれば、株価は合理的な企業価値を一時的に大きく下回る可能性がある。
#ただしレバレッジが整理された後、海外機関投資家が現物・ADRを通じて株主を置き換えれば、Micronとの評価差が縮小する余地も大きい。
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SKHY ADR――韓国レバの防波堤だが、ADRプレミアムという別のリスクを持つ
#SKHYは10口のADRがSK hynix普通株1株に相当する。
#公開価格149ドルに対して初値は170ドルとなり、募集額は265億ドル、需要は募集株数の7倍を超えた。米国投資家にSK hynixへの大きな未充足需要があったことは明らかである。(Reuters)
#この海外需要は、韓国の信用清算に対する一定の防波堤になる。
#韓国の信用口座や韓国ETFが強制的に売るのは、基本的にはソウル上場株だからである。米国の長期機関投資家がSKHYを買い続ければ、ADRのプレミアムが拡大し、韓国株の下落を部分的に吸収できる。
#しかしSKHYは韓国株に対して一時30~40%近いプレミアムで取引されている。これは海外需要の強さであると同時に、韓国株が横ばいでもADRだけが下がり得る余地でもある。(Reuters)
#SKHYの価格は概ね
#で決まる。
#したがって、
#- 韓国株が下落し、プレミアムが拡大:SKHYは相対的に下げにくい
- 韓国株が横ばい、プレミアムが縮小:SKHYだけ下落
- 韓国株が下落し、プレミアムも縮小:SKHYが二重に下落
という三つの状態がある。
#7月29日には韓国株とADRの相互転換が始まる見通しが報じられており、裁定取引が可能になれば、韓国株には裁定買い、SKHYにはプレミアム解消売りが出やすくなる。(MarketWatch)
#SKHYの上場はSK hynix全体にとって長期的にはプラスだが、SK hynixという会社に強気であることと、数十%のADRプレミアムを払うことは別の判断である。
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Micron――レバレッジはあるが、最も機関投資家へ移行しやすい
#Micronにもオプション、日次2倍ETFのMUU、SOXL・SMHなどの半導体ETFを通じた市場レバレッジが存在する。
#したがってMicronだけが、現物の長期機関投資家によって健全に上昇していたわけではない。
#ただし韓国との大きな違いは、米国市場のレバレッジの多くが、
#- 短期オプション
- 日次リセットETF
- ヘッジファンドのポジション
- 半導体セクターETF
として形成されている点である。
#これらは数日から数週間で急速に解消され得る。一方、韓国の信用融資は、追加担保を入れれば長期間維持できるため、残高が粘着的に残りやすい。
#Micronの2026年度第3四半期は売上高414.6億ドル、営業利益約333億ドルと記録的な水準だった。今回の下落は、少なくとも目先については利益崩壊よりも、高すぎた期待値とデリバティブ・ETFのポジション整理という側面が強い。(Micron Technology)
#加えてMicronは米国の主要指数、投資信託、年金、ETFから直接買える。
#したがってメモリ株の中では、
#短期レバレッジの解消が速く、その後を海外長期資金が受け止めやすい銘柄#
と考えられる。
#ただし反発すればコールオプションと2倍ETFがすぐ再膨張するため、解消速度が速いことは、必ずしも相場が安定しやすいことを意味しない。
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キオクシア――韓国レバの波及だけではなく、日本国内の信用買いも重い
#キオクシアは韓国の単一株ETFによる直接的な売買対象ではない。
#それでも韓国メモリ株以上に下落しているのは、
#- NAND・SSDへの事業集中
- 年初から高値までの約10倍上昇
- 日本国内の信用買い残
- 株価上昇に比べて限られた流動性
- Sandiskなど海外NAND銘柄との連動
- Viasat特許評決という個別材料
が重なったためである。
#7月10日時点のキオクシアの信用買い残は約1,313万株、信用売り残は約54万株で、信用倍率は約24倍だった。6月26日の信用買い残約1,447万株からは約9%しか減っていない。しかもこの統計には、7月17日の5万2,110円までの大幅下落がまだ十分反映されていない。(Japan Exchange Group)
#キオクシアは外国法人の保有比率も高く、単純に「日本の個人だけが買った株」ではない。しかし価格形成の限界部分では、信用買いと個人の押し目買いが変動を増幅している。(Kioxia Holdings)
#キオクシアの信用取引は、米国の短期オプションよりゆっくり整理される可能性が高い。
#そのため、SandiskやMicronが先に反発しても、キオクシアでは信用買い残が上値の戻り売りとして残る可能性がある。
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Sandisk――会社の財務は低レバ、株価の周辺は高レバ
#SandiskはNAND・SSDへの事業純度が高く、業績構造ではキオクシアに近い。
#2026年度第3四半期は売上高59.5億ドル、営業利益41.11億ドルを記録した。会社の財務は強いが、株式市場ではSNDKオプション、日次2倍ETFのSNXXなどを通じて非常に大きなレバレッジが形成されていた。(Sandisk Corporation)
#つまりSandiskは、
#キオクシアのNAND業績βに、米国型のオプション・ETFレバレッジを重ねた銘柄#
である。
#日次2倍ETFは、原資産が下落すると、目標倍率を維持するためにエクスポージャーを縮小する。このリバランスが、下落局面で追加の売り圧力を生み得る。
#ただし、この種のレバレッジは数日から数週間で急速に縮小する。
#Sandiskはキオクシアより早く機械的な清算を終えられる一方、業績期待が強いため、少し反発すればコール買いとSNXXへの流入が再開し、再びレバレッジ相場へ戻る可能性も高い。
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レバレッジ解消はいつ終わるのか
#レバレッジ解消には、三つの異なる時計がある。
#1.短期オプション・日次レバレッジETF
#対象は主にMicron、Sandisk、SKHY、韓国の単一株ETFである。
#日次リセットや短期満期のため、機械的なポジション縮小は数日から数週間で進む。韓国の単一株ETFもすでに運用資産が530億ドルから280億ドルへ半減している。(Reuters)
#さらに韓国では、8月5日から最低預託金が1,000万ウォンから3,000万ウォンへ引き上げられ、新規上場も停止される。新しいレバレッジ資金の流入を抑える効果は期待できる。(Reuters)
#短期的な機械売りのピークは、7月下旬から8月前半が中心と考えられる。
#2.韓国の通常信用融資
#こちらはまだ高値から約11%しか減っていない。
#38.63兆ウォンを基準にすると、
#- 15%減:約32.84兆ウォン
- 20%減:約30.90兆ウォン
- 25%減:約28.97兆ウォン
となる。
#これらは絶対的な底打ち法則ではないが、信用整理の進捗を測る実務的な目安にはなる。
#現在の約34.37兆ウォンから、15%減の水準までは約1.5兆ウォン、20%減までは約3.5兆ウォンの追加減少が必要である。
#急落後の追証と自主返済が続けば、7月末から8月中に第一段階の整理が進む可能性がある。
#しかし反発局面で再び信用買いが増えれば、健全化は9月以降へずれ込む。
#3.日本の信用取引と株主交代
#キオクシアの信用買いは、米国のオプションより長く残りやすい。
#7月17日の大幅安が次回以降の信用統計に反映されるため、まず2~4回程度の週次データを確認する必要がある。
#キオクシアの急性期の清算は7月下旬から8月、実質的な需給改善は8月後半から9月が中心になると考えられる。
#高値買いの投資家が追加担保を入れて持ち続ければ、戻り売り圧力は秋まで残る可能性もある。
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中心シナリオ
#| 時期 | 予想される段階 |
| 7月下旬 | 追証、ETF解約、短期オプション整理の最大波 |
| 8月前半 | 韓国ETF規制実施、Micron・Sandiskの機械的清算が進む |
| 8月中旬~下旬 | 韓国信用残高の減少、最初の株主交代 |
| 9月 | 株価が安定しながら信用残が減れば、本格的な健全化 |
| 10月以降 | 押し目信用買いが再膨張した場合の遅延シナリオ |#したがって、私の基本的な見立ては、
#株価の最初の底は7月末から8月前半、需給の健全化は8月後半から9月#
である。
#ただし、イラン戦争、原油、金利、AI設備投資への不安、2027~2028年のメモリ供給懸念が重なる場合は、9月から10月まで整理が続く可能性がある。
##
「健全化した」と判断できる条件
#単に株価が反発しただけでは、レバレッジ解消とはいえない。
#最も重要なのは、価格と残高の組み合わせである。
#| 株価 | 信用・ETF残高 | 判定 |
| 下落 | 大幅減少 | 清算進行。底に近づく |
| 下落 | 横ばい | 追加担保・信用ナンピンで問題を先送り |
| 下落 | 増加 | 最も危険 |
| 横ばい | 減少 | 健全化が進行 |
| 上昇 | 減少 | 理想的な株主交代 |
| 上昇 | 急増 | 再レバレッジ。二番底リスク |#本格的な健全化は、
#- 株価が安値を更新しない
- 信用残高だけが減り続ける
- ETFの運用資産・発行口数が再増加しない
- 韓国個人が売り越し、外国人・年金が現物を買う
- 悪材料が出ても株価が下がらない
- 日中の値幅と出来高が徐々に縮小する
という形で現れる。
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最後に――キオクシアの重要な株価ポイント
#キオクシアの現在値5万2,110円は、高値11万2,700円から半値以下まで下がっている。
#しかし5万2,000円は、高値から半値という心理的意味はあっても、過去に十分な価格形成が行われた強い支持帯とは言いにくい。
#重要水準は、次の通りである。
#5万円~5万2,000円
#現在の短期攻防帯。
#- 5万円を割ってもすぐ回復する
- 大出来高後に安値を更新しない
- 翌日以降に陽線が続く
なら、7月17日の下落が短期的な投げ売りのピークだった可能性が出てくる。
#ただし反発しても6万円台を回復するまでは、自律反発の範囲と見るべきである。
#4万3,000~4万5,000円
#最も重要な支持帯。
#- 5月7日:4万3,410円
- 5月15日:4万4,450円
となっている。
#現在値から約15~17%下であり、5月決算を挟んで市場がキオクシアの新しい利益水準を評価し始めた価格帯でもある。
#ここで止まれば、消えたのは主に5月後半から6月のFOMO部分であり、5月決算後の再評価までは維持される。
#理想的なのは、
#- 一時的に4万4,000円を割る
- 大出来高になる
- 終値で4万4,000円を回復
- 信用買い残が大幅に減少
- 翌日に安値を更新しない
という形である。
#4万4,000円割れが持つ意味
#4万4,000円を終値で明確に割り、反発しても回復できない場合、5月決算後に買った投資家の大部分が含み損になる。
#その場合、4万3,000~4万5,000円は支持帯から戻り売り帯へ変わり、次の下値として3万6,000円台が意識される。
#3万6,000~3万8,000円
#5月1日に3万6,410円。
#現在値から約30%下であり、4月末から始まった本格的な再評価の土台である。
#ここまで下がれば、
#- 5月決算後の上昇
- 5月後半の信用買い
- 6月のAIストレージ・プレミアム
- 高値圏のFOMO
をほぼ全て取り消したことになる。
#ただし3万6,000円で止まるなら、4月上旬から始まった上昇トレンドそのものはまだ完全には否定されていない。
#3万6,000円を割る場合
#ここからは、単なる信用整理だけでは説明しにくくなる。
#市場が、
#- NAND価格上昇の持続性
- データセンターSSD需要
- 2027年以降の供給規律
- 高い営業利益率の持続性
- 特許・訴訟リスク
- AIインフラ投資全体
を再評価している可能性が高まる。
#キオクシアは第1四半期について高い利益率を想定し、データセンター比率の引き上げや、2027年度までのNAND需給逼迫を説明している。したがって、3万6,000円を割るかどうかは、需給だけでなく次回決算とガイダンスで判断する必要がある。(Kioxia Holdings)
#2万2,800円前後
#4月6日の水準。
#現在値から約56%下、高値からは約80%下になる。
#ここは直ちに想定すべき中心シナリオではない。到達するには、単なるレバレッジ解消ではなく、NANDサイクルや利益予想そのものが大きく崩れる必要がある。
#| 日付・局面 | 株価 |
| 4月6日 | 2万2,800円 |
| 5月1日 | 3万6,410円 |
| 5月7日 | 4万3,410円 |
| 5月15日・決算後支持帯 | 4万4,450円 |
| 5月25日 | 6万5,450円 |
| 6月高値 | 11万2,700円 |
| 現在 | 5万2,110円 |##
まとめ
#今回のメモリ株下落は、業績が悪化した企業が売られているだけの相場ではない。
#サムスン、SK hynix、Micron、キオクシア、Sandiskはいずれも、直近では極めて大きな利益を上げている。(Samsung Global Newsroom)
#それでも株価が急落しているのは、
#強い業績を前提に作られた巨大な信用・ETF・オプションのポジションが、逆回転している#
からである。
#特にサムスン電子は、すでに4月30日の22万ウォンまで残り約2万3,500ウォンしかない。
#しかし22万ウォンは信用相場が始まる前ではない。すでに大量の信用買いを抱えたまま、メモリ相場が本格化した地点である。
#したがって22万ウォンへ戻ることは、信用整理の終了ではなく、4月末の信用買い層にまで清算圧力が広がることを意味する可能性がある。
#今後の焦点は、価格がどこまで下がるかだけではない。
#- 韓国信用融資がどこまで減るか
- レバレッジETFの残高が再膨張しないか
- SKHYのADRプレミアムがどう縮小するか
- Micron・Sandiskのオプションが整理されるか
- キオクシアの信用買い残が大幅に減るか
- 長期の海外機関投資家が現物を引き受けるか
である。
#最も強い相場は、信用買いが再び増えて株価が上がる相場ではない。
#信用とレバレッジが減っているのに、強い利益を評価する長期資金によって株価が下がらなくなる相場#
である。
#それが確認できれば、今回の下落はメモリ上昇相場の終わりではなく、投機的な株主から長期投資家へ保有が移るための健全化局面だったと判断できる。
#samsung電子を平均取得単価29万ウォンで6株持つ私は、涙目です っふ、なるほどね未だ下げるのかい そうだったんだね キオクシアを単元未満4万9000円で一株、DRAMを平均取得単価66ドルで15株持って…いると言う事は
#わかるな、今私がどうなっているか
#ははは、そういう事さ
#しばらく待てていれば、こうはならなかった 高値で飛びついてナンピン祭り中、キオクシアは決算直後の下げで押し目だと飛びついたが、そこへ戻ってくるのか
#何処が底かは誰にもわからない、私はやるぞ、ここでやってやる 下げ相場の中でそういって、飛び出した、買ってはまた下げる
#なんだこれは
#信用レバが何かヤバそうだと言う事は下の記事で3週間前ほどに警戒していた事だったが舐めていた
#https://note.com/atom_/n/nc9b3b3f11be1
#とは言え、信用レバが解消されなくても上を目指す事はある これまではそうだったのだ
#しかし信用が多いと言う事は下げの時には逆回転で来ると言う事である
#これが需給の乱れだ
#下げても押し目だとまた信用が増える、急騰した時に前の信用が利確する、押し目で買ったものが含み損となる
#急騰しても、上げ続けて止まらないようなかつての相場は逆に息苦しい
#上がる事もまたこわいのだ、取り残されるのではないかというFOMOも、いつか下げるのではないかという恐怖も、株価が実際に大幅に下落する事とそこまで変わりはない
#現在はマイナスの材料ばかりを探す下落局面、ここでは本来+に捉えられるものさえマイナス材料に変換されてしまう
#そこでは相当な握力と追証分を追加し続けられる稀有な能力を持ったものしか信用フルレバでは生き残れない
#つまり自然と下げると言う事だ
#しかし、上げの局面ではそれは燃料になる
#入るタイミングを間違えば、逆回転の際にどうなるのか、それが現在起こっている事の正体なのだろう
#これも私の責任だ、投資は自己責任です
#特定銘柄の推奨・勧誘・投資助言を目的とするものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
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